歳を取ると、小さなルール違反をしがちになる。
少しの時間を、待てなくなる。
少し歩けば横断歩道がある。
そこまで歩かずに、見通しの悪いところで車道を横断している。
得るものもなく、それほどの時間の節約にもならないのに。
逆に、周囲の人から、何か大切なものを奪ってしまうかもしれないのに。
歩くのが辛いのであれば、なおさらルールを守った方が安全だ。
自分にとっても、周囲の人にとっても。
歳を取ったら、得るものもなく、失うものもない。
ちょうどその日一日分を生きる。
そんな穏やかな日々を暮らしたいものだ。
余分な何かを得てしまったら。
それを抱えたまま亡くなったら。
残された人は、それを片付けないといけない。




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