歳を取ると、誰もが早朝に目が覚める、ということではない。
目覚ましが鳴っていても、起きないということは普通にある。
それでも、朝、起きて、やっておきたいことがある。
そのためには、辛くても、朝早くに起きる。
そのとき、一杯の、甘いココアを、自分のために作る。
それを飲みながら、ゆっくりと自分のための作業を始める。
目覚ましが鳴る。
そうだ、ココアを飲むのだった。
そう思うことで、心地よい布団から離れることができる。
早朝に、やるべきことがあったら、それぞれが「ココア」に相当するものを作ればいい。
(岩波文庫「酒の肴・抱樽酒話」の筆者青木正児氏は、朝目覚めて、日本酒を飲んだらしい。ちょっと憧れる。)




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